(ヤバい、古瀬君がヤバい)また訳もなく体が動く、トイレから出て男子トイレのドアを勢いよくあけた。

古瀬が今にも個室に押し込まれそうになっていた。

「なんだお前ここは男子トイレだ女子トイレは隣だぞ。」

「古瀬くんみーつーけーたー主役がいないからバツゲームで『古瀬君を探せ』になって、あっちコッチそっちドッチ?でトイレまで探しにきたじゃあないの、行くよ。」と古瀬のでを掴んで自分の方に引っ張った。

「三次会は古瀬くんの奢りだからね。」と手を引いたままトイレを出た。