辻本は大きく深呼吸して「ごめん すぐ答えが出ない……けどエッチもキスも抱きしめられても嫌じゃないから好きなのかもしれないけど私もよくわからないから少し待って。」

「そう…だよな すぐ答えでないよな わかった答えがでるまで待つから今日は帰る。」とそっと辻本から離れてカバンを持って玄関に向かう。

「待って。」と辻本は古瀬の右手首をつかむ。「今帰ったらまた不審者と思われるから泊まっていって、私は寝室でカギかけて寝るから古瀬くんはここで寝て明日始発でマンションに帰れば会社に間に合うでしょう ね?」

「だけど……。」