青年の顔つき… 感じている姿…



“あぁ… やっぱり…拓斗に似てる…”




そう高ぶりながら、
遥香が、青年自身を握ると、

青年は、あっと言う間に 果てた…







意味不明な事態と展開に、
疑問だらけながら、茫然自失となる、青年。



そんな青年を見ていて、初対面ながらも可愛らしく思い、
遥香は、思いきって尋ねた。



「気持ち…良かったの?」


青年は、吐息ながらに遥香を見つめて 頷いた。


吐息ながらに見つめてくる青年を見てると、
感じている姿を もう一度見たい衝動になり、
握ろうと 手が伸びてしまった。



すると、直ぐ様
青年は、伸びてくる遥香の腕を掴んだ。

驚いた遥香に、青年は、
声からがら、“やめてくれ… …おかしくなっちゃう…”と。



「そんなに?」

「あぁ」

「へぇ~…」

「そんな…まじまじ見ないで」

「あ、ごめんなさい」

「てゆうか… あんた誰?… あんたも僕を知らないでしょ? …なんで…」


「…そうなんだよねぇ、不思議なんだけど、
私が見てたら…感じだしたから、気になって…」



「はぁ…はぁ…、。。
なに…わけのわかんないこと言って…」



「うん。。
でも、、スッキリしたでしょ?良かったでしょ?」



「………恥ずかしいよ…」



「すっごい、気持ち良さそうだった」



「もう…やめてくれ…」


「どんな感じなんだろう…」




「…じゃあ…

感じてみる?…」




「え?」




「比べものになんないだろうけど…

お礼に…。。…お返しに…」



「え…」





「嫌だったら……もう…個室から出て…」





青年は そう言うと、

出て行く気配の無い遥香に、

ゆっくりと 指を伸ばして、


お返し…とばかりに




遥香のを、




なぞり… …擦り… 続けた…








遥香は、

拓斗を失って以来の快感に… …溺れた………