無恋~この恋に名前をつけて。~

部活は相変わらずのつらさ。

本当にきつくって嫌だけどなんか先生がいるとがんばれる。

『ゆきなー!
走れ!速攻だー!!』

みんなはなんでゆきなだけ呼び捨てなんよなんて言ってるけど朝のことは内緒がいいなって思ってまだだれにもゆっていない。

練習も後半になって試合形式に練習をしていたらエースの子が足をくじいた。
すると田中先生はまだ気づいてなくて逆に副顧問の先生は気づいてた。
それで副顧問の先生がエースの子に近づいたらその子は言った。

『田中先生ー!!
足をくじきました!!』

私はなんで目の前に副顧問の先生がいるのにわざわざ先生なの?と思い、ゆきなは勇気を振り絞ってきいてみた。

『ねーね。なんで目の前に副顧問の先生おったのに、わざわざ田中先生呼んだと?』
すると...。
『だって私先生のことが好きやし。』
『あー。そうなんだ。
がんばって!だったらゆきな練習してくるわ!!』

そんなことを言わないでよ。
なんでよ。
なんで好きになるの?

エースの子を見ると先生と仲良さそうに話をしてテーピングを巻き、するとエースのこの作戦だろう。

こけた振りをしてなんと先生に飛びついたのだ。

それもこっちをにやっと笑ってこけた。

耐えられなくって耐えられなくって
いつのまにか私の頬に涙が流れてた。

みんなからどうした?大丈夫?って言われても泣き止まなくって、

ほんとうにつらい。
いやだよ。
なんでなんでなの。

私はメンバーにゆって体育館を先生にばれないように抜け出した。