まるで悪い夢でも見てるみたいだ……。 一度だって感じたことの無い恐怖を優羽に感じて上手く声が出せなかった。 初めて見る男の顔をした優羽が、冷たい瞳でわたしの肌に触れていく。 「……優羽は?」 「えっ?」 「わたしのこと……好き?」 好きだからこんな風にするの? 体を重ね合うわたしたちの想いは……通じ合っているの? すがるような瞳で優羽を見つめた。 か細く震える声で問い掛けたわたしに、小さく笑った優羽が唇を薄く開いた。