やっぱり優羽の発言はわたしの気持ちを見透かしているようしか思えない。 でも。 こんなのも悪くないって思う。 だってわたし、幼なじみだった時よりもっと優羽を好きになってるから。 「……バカ」 もっと一緒に居たい。 言えばきっと、わたしは今までの彼女たちと同じになってしまう……。 どうしても言えない言葉の代わりに、優羽の左腕に小さく身を寄せた。