どんとこい背後霊

レイカ…まさか

私との対戦が迫っているから…自主練?

しかも…こんなに気合いを入れて

『いっとーさい?』

『見えるか、まこと…』

樹の影に隠れて、そっと見守る

『いっとーさい!ひょっとして…』

あの足軽の霊が勝手に取り憑いて、レイカを勝手に動かしてるんじゃないの?

『ふむ…奴は、見えぬな…』

ということは…

彼女…自主的に練習しているんだ

私との試合を、想定して?

「やあああっ!」

すでに彼女は、汗びっしょりだ

『あの娘…ここ最近、毎日稽古を続けておる』

そうか…

レイカは…レイカなりに、私との試合を前に、自分を高めているんだ…