どんとこい背後霊

「私…ずっとあなたに、憧れてました
あなたみたいに、強くなりたいと、思って…
それで…ここに入門して…」

私、特に強くないけど…

「あかん?まことさんと一緒に剣道やったら、あかん?」

今度はまた、泣くような、すがるような表情で訴えかけてくる

この子ったら、もう

「あ、あかんわけ、ないだろ、マミ!
そうか、一緒にやろう!
剣道やって、強くなろう!」

うれしい…

マミが、私みたいになりたいなんて言ってくれるなんて

こんな、うれしいことはない…

「ハイハイ、あいさつ終わり?
まこっ!早よ着替えんかいな!
稽古始まんで!」

「は、はいっ!」

レイカとの対決前、緊張のボルテージが徐々に上がっていく日々の中