どんとこい背後霊

鏡心館の先生はもちろん、明港館の先生方も、許可してくれたのだ

稽古に、没頭しないほうがおかしい

静かな道場で、私たちは向き合う

礼…

「きえええええっ!」

「やああああっ!」

ミハルさんは、遠慮なく打ち込んでくる

「きええっ!きええっ!えええいっ!」

攻めてくるっ!攻めてくるっ!

防ぐ!

防戦一方だ!

撃ち込めないっ!

つばぜり合いでどんっ!と押され、後ろの壁に背中から激突!

「まだまだっ!
そんなんじゃ、レイカに勝たれへんでっ」

面金(めんがね)の奥から、ミハルさんの叱咤がビンビン響いてくる

「はいっ!」

「向かって来いっ、まこっ!
撃って来いっ!」