どんとこい背後霊

表情が険しい

当然だろうな…

私闘で、他流試合なんて、前代未聞だろうから

下手をすれば…鏡心館から、破門される

「ええぞ」

えっ?

「宮田さん、やってみなさい」

先生を見る、ニコニコ笑っている

「先生ッ!ご迷惑をおかけして、申し訳ありません!
ありがとう、ございます!」

私はもう、土下座状態で、頭を上げられない

「ただし…条件が1つ…」

先生が言うには…

勝っても負けても、今後剣道を続けること

それが条件…

「もちろんです!ずっと続けますっ
いえ、続けさせて下さい!」