どんとこい背後霊

少年少女たちの稽古を見学しつつ、私は心の中で背後霊と対話…

先程のイケメン剣士はと言えば…面、胴、小手のフル装備で、少年少女たちの稽古に立ち会っている

みんな、熱心だな…

『まこと…』

『何よ』

『…あの娘…相当の手練れなるぞ』

手練れって、要するに剣道の達人ってことね

ああ、あのイケメン剣士ね

気迫で、一刀斉に勝ったんだから、まあそれもうなづける

『拙者も、永らくの背後霊生活で、腕がなまってしもうたようじゃ』

ふうん…まあ、オバケにはオバケなりの苦労があるんだろうな…

…………

『…いっとーさい、あんた、今、何て言ったの?』