どんとこい背後霊

…なんて、言ってられない!

構えているのは木刀だけど…これは…

真剣勝負なんだ!

「シャアアアアッ!」

イケメン剣士!凄い威嚇!

「ダアッ!ダアッ!ダアアリャアアア!」

いっとーさい!負けじと気迫!

スウウッ…私の両手が、ゆっくりと上がっていく

冗談、いや、上段!

木刀を頭の上に構え…摺り足で相手に迫る

スス…ススス…ジリジリと間合いを詰める

両者、一歩も譲らず…

…と、思いきや!

徐々に、力が抜けていく。あれ?

膨らんだ風船が、急激にしぼんでいく…ような…

いっとーさい?

『負けた…』

ええ?