どんとこい背後霊

涼しげなイケメンからは、想像もつかない

そして彼の表情は…般若!

怖い!

でも、私は、どうしようもない

木刀を構えたまま、相手を睨み付ける

「おおおりゃああああっ!」

負けじと威嚇の声を返す。一刀斉が。

木刀の切っ先を上下に軽く振りながら、間合いを取り、摺り足で相手に迫る

相手も摺り足で、す、す、すっと移動する

凄い…何て緊迫感

先日、一刀斉が私に乗り移って、チンピラたちと対峙した時とはまた、別の…

全身が、ビリビリと電気が走るように震える

お互い、一進一退…

でも、よく考えると…

相手の人は、剣道の道着を着ているのに、私は高校の制服姿

さも、奇妙な光景だろうな…