意識してたから……

「俺じゃねーよ」
「俺さ思ったんだ。中尾の好きな奴にどうやってもかなわないことに。」

「え?」


「全部負けてんだ俺は。顔だってそこそこで女子には
まぁまぁモテた、けどそいつは性格も良くて顔だって
男の俺からみてもカッコイイ。運動だって好きでずっとしてるけどかなわないや。」


「そーなのか」

「でも1つだけ勝てる所はそいつより先に気持ちを
伝えれたことだけ。悲しいよな、振られるのわかってて告るんだから。」

「お前はすげーと思うよ。俺にはその勇気がない」

「直翔は大丈夫だろ?俺は応援してるからな」

「ありがとな。」



俺もがんばってみっか!