チュンチュン
朝から外には雀の鳴き声がする。
「ふわ~」
私は、大きなあくびをする。
「晴香!!起きなさい!!入学式に間に合わないでしょ!」
「はーい」
母が大きな声で私を呼ぶ声がする。私は、ベットから起き上がり新しい制服に着替える。今日は私の高校の入学式!!いままでセーラ服だったから行きなり違う制服となると微妙に違和感がある。
「晴香!!下りてきなさい!」
母の声。私は1階に行った。
「もう!晴香ったら!高校生になっても寝坊助なんだから!」
母が私を怒る。
「まぁ!いいじゃないか!それは晴香らしくていいじゃないか!」
私を笑う父。
「あなたは甘いのよ!」