皆と違ってても

違うってわかっていても

君に伝えたかった。


"好きです。"


勉強してる君が好きでした。

運動してる君が好きでした。

はしゃいで笑ってる君が好きでした。

何にも一生懸命な君が好きでした。

君のすべてが大好きでした。


「声も出せないくせに!洸君に近づかないでよ!
……このバケモノ…!!」

わかってる。わかってるけど!
でも、私やっぱり洸君の事が……!!

「声が出せなくったっていい!
僕は君が好きなんだ…!!」


今めくられる新しい青春の一ページ。