「久しぶり.....百合ちゃん?だよね?」




私は、誰だかわからずただ頷いた。





「えっ百合知り合い?」




小声で分からないとだけ答えた。



その声はなんだか、懐かしくて優しい声だった。
「あれ~忘れたれちゃったか それはそうだよな.....」




「百合なんかその人怪しいよ」


と美樹に言われるがまま私も頷き屋上を離れようとしたその瞬間