「ナナー?起きてるなら昼御飯食べなさい!」
そういえばお腹すいたなぁ~。
ナイスタイミング!
「はぁーい。」
「それじゃ、少し行ってくるね!大人しく待ってるんだよ?」
『うん!いってらっしゃい!』
『早く戻ってね?きぃくんといいこにしてるから。』
うん、可愛い。
でもご飯行かなきゃ!
私は抱っこしたいのを我慢した。
「うん!いってきます!」
今日のご飯はあんかけチャーハンだった。
やっぱあんかけはいるでしょー。
私はあんかけないとパサパサが気になって食べれない。
「おいし!」
「よかったー!久しぶりだから心配だったのよ。」
「あ、そういえば久しぶりだね。」
「うん。くぅたんは起きたの?」
ままはくぅたんのことを受け入れてる。
小さい頃は幼稚園にまで連れていこうとしてたから何度も取り上げられたけどね。
それは私が悪かったんだし気にしてない。
「起きたよ~。」
「そう…。そろそろ埃気にならない?」
あ…。
ついにこの時が来てしまった。
「あー…そうだね。でも、洗って大丈夫かな?」
心配だ…。
くぅたんの手足がとれないか。
「ネットに入れて洗えば大丈夫でしょう。」
「そっか、じゃあ明日洗う!」
ままの言うことを信じて洗うことを決めた。
「うん、そうしなさい。きぃくんも洗う?」
「洗う。くぅたんだけじゃ可哀想だもん。」
「そうね。わかったわ。明日机の上に置いておいてね?」
「はぁい。」
くぅたんに言わなきゃな。
怖がるかな?