「あーあ、今日はなんもすることないな…。」
今日は学校がなくてすごく暇で、
レポートはたくさんあるけどやる気にならない。
くぅたんはまだくぅたん専用のベッドで寝てる。
弟のきぃくんを抱えて。
きぃくんも私の理解者。
くぅたんとは反対でかっこいい見た目をしてる。
私はくぅたんときぃくんが恋人同士ならいいのにと真剣に考えてる。
そんな私は腐女子と呼ばれる人種で、
くぅたんときぃくんに毎日萌えを頂いてます。
くぅたんときぃくんが生きてたら呆れられるのかな?
それともゲイだったりしないかなー?
そんなことを考えながらくぅたんを起こした。
「おはよ、くぅたん。きぃくんも起こすね!」
いつも通りくぅたんに話しかける。
こうしてくぅたんときぃくんと話すのが生き甲斐なんだ。
『うん、おはよう!ナナは暇そうだね!』
心のなかでくぅたんが言いそうなことをイメージする。
これでくぅたんと話してる。
「うん、すごく暇だよ~。くぅたん眺めてると時間あっという間に過ぎるけどね!」
『ねえ、僕可愛い?』
これは毎日くぅたんから聞かれること。
これを聞くときのくぅたんは超超超可愛い!
「うん、凄く可愛い!…きぃくんも起きて~!」
くぅたんを抱っこしてきぃくんを起こした。
『あ、おはよ~。あれ?くぅたんまた可愛くなってる?』
きぃくんはゲイの設定でくぅたんはバイ。
きぃくんはくぅたんが好き。
だからくぅたんにべったり。
『え!?本当??本当なら嬉しいなぁ!』
『本当だよ!可愛い!』
「あぁ~!2人とも可愛すぎでしょ!」
『僕はかっこいいの方じゃない?どっちかと言えばさぁ。』
これはきぃくんの口癖で毎回同じことを言う。
可愛い~!
『そうかなー?きぃくん可愛いよ?』
『えぇーーーー?かっこよくないの?僕…。』
きぃくんはかっこいいを目指してる。
だからかっこよくないとか言われると凄くへこむ。
それも可愛い!
「かっこいいよ!でも可愛くもある!」
『うん、そうだね!かっこ可愛い!』
くぅたんナイスフォロー!
本心だろうけどね!
くぅたんは基本天然。
でも凄く強くていつもきぃくんを守ってる頼れるお兄さん。
しかもモテモテ!
『うぅ…それならいっか。』
可愛い!
うぅ…がめちゃくちゃ可愛い!
なにこの生き物!反則っしょ。