「あー朝に出発すればよかった~。」
駅についたときは夕日が沈みかけてた。
駅からは歩いて帰るんだけど結構距離がある。
今は私が通う学校の近くであと半分くらいある。
そして今は真っ暗に近い。
あの場所を出発したのは昼過ぎだったから。
「確かにぃ(;^∀^)」
くぅたんは今眠さでテンションが高め。
そんな状態でも苦笑い(そんな状態だからかな)。
「暗い…(>_<)」
きぃくんは暗いのが少し苦手らしい。
(可愛いな!)
「頑張ろ!」
自分が幽霊なのになにを恐れてるのか…。
と思うけどやっぱ怖い。
というか生きてたときは感じなかった恐怖がある。
じめじめしたような感じがついてくるみたいな…。
とにかくそれが怖い。
「「うん!」」
そういえば…私たち以外の幽霊ってどこなんだろ。
なんて疑問が出てきた。
でも後でわかることだろうしいいんだけどね。
少しでも恐怖心を和らげようと面白い話を作りながら歩いてるとあっという間に家の前に着いた。
「わぁ!着いたぁ♪」
「でも…何か緊張するなぁ。」
今まですんでたとこなのに緊張。
何かおかしな気分だな。
「まぁ、とりあえず入ろ!」
きぃくんの言葉を合図に、
くぅたんから順番になかに入った。
「え…なにこの空気。」
リビングに入るとずっとついてくるじめじめした感じよりひどい空気が私達を襲った。
そしてよく見ると電気もつけずによくわからないことをぼそぼそ呟きながら何かの作業をするままがいた。
「耐え難い。」
同感だ…。
生きてる私だったらすぐ外に出る。
でも私は今幽霊だから何とかギリギリ耐えれる。
「ままはこんな空気でたえられるの?」
ままに近づくとままが何を言ってるのかが聞き取れた。
「ナナぁ…はははっはははははは……ナナ、私をおいていくなんてなんて親不孝な子なの。ははははははははは…あぁ私もすぐに行かなきゃねえ。待っててちょうだい、ナナ。すぐ行くからね?……あいつを始末してからになるけど。」
これを繰り返し言ってるみたいだ。
遠くから聞くと何かの呪文のように聞こえる。
でも近くで聞くと凄く恐ろしい。
ままは何をするつもりなの?
あいつって誰のこと?
私はままが怖くなった。
逃げるように自分の部屋に駆け込んだ。
そのあとをくぅたんときぃくんが追って、
部屋につくなり泣き出した私の背中をさする。
何を言うでもなくたださすってくれる。
それが心地よくて、
私は泣きながら眠りについた。
