俺だけを見て





「返してよ!」



私が少し怒った様子で言うと




「ふふっ、ま、返して欲しかったら俺のものになれ」



美少年は、またニヤッと笑いながらそう言った



「それは、いやです。」



「じゃあ、携帯は返せないなぁ〜」




「………」



「まぁ〜ゆっくり考えてよ〜」



そう言うと じゃあ〜ね〜と手を振り空き教室を出て行った。



私はその場に座り込んだ。