俺だけを見て






「あっ、それはっ、」




私はうっかり、ありがとうって言おうとした時




「もー、俺の部屋にうっかり忘れるなよ本当忘れん坊なんだから」



そう言うと私の頭の上に自分の手を乗せてポンポンをして来た



ちょい待て



こいつは今なんて言った!?




俺の部屋というワードが聞こえたのか
クラス中の女子からの殺意やらなんやらのオーラと視線が背中に痛い程刺さる




「ちょっと来て!」





私は怒りながらこいつの腕を引っ張り
この間の空き教室に入った。





「ちょっとなんなのよ!」



私が怒りながら言ってると言うのにほぼ無反応。



なにこいつみたいな感じで見てくる




「俺の部屋って、何?あなたの家知らないし!」