水風船

「あ!カエルさんだぁ。」


あたしは「カエルさん」に釘付けだった。
あたしの好きなキャラクターだからだ。
落ち込んでいるとき、ブサイクな顔を
見るだけで笑わせてくれた、
大切な存在・・・。


「なんだ、高宮こんなの欲しいのかよ。」


ちょっとカチンときた。


「いいじゃん。可愛いと思わないの?もう。」


そんなあたしをみて
拓哉くんは笑っていた。
無邪気な笑顔だな・・・・。


「俺がとってやるよ。」


チャリンッ


100円玉をいれて、ボタン操作している。