「っ!? してないよ!! 全然してないっ!!」


必死になって、全力で否定するわたし。



それ見て笑ってるし……。



「ハイハイ。わかったわかった」



軽くあしらわれた気がしなくもない……。


もっと否定したら余計バカにされるだけだしな。




そう思って、




わたしは黙ってテレビの画面に注目した。