「そうだよね~。こんな可愛い朱羽に手なんか出せないよね~」



美那ちんまでこう言ってわたしの頭をヨシヨシと撫でまくる……。



「子ども扱いしないでよ~!」



こう言いながらも、



香乃子が呟いてた言葉が意味深で、




わたしの頭の中にいつまでも小さく残っていた。