「おいアホ。そんなんだから友達できねーんだよ。」
ア、アホ?!
声をした方を見ると、私の前の席にアキが座っていた。
「アホって何よアホって!無愛想野郎のアキに言われたくないわ!!」
怒る私を無視して田宮凛を見る無愛想野郎。
「こいつアホで不器用だから人との接し方わかってねーんだわ。おまけに顔も怖いし。だけどお前に怒ってるんじゃなくて、普通に喋ってるだけなんだ。多分お前が泣きそうになってる理由も全くわかってないから、こいつ。」
「え?」
下に向いてた顔をパッとアキに向ける田宮凛。
…じゃなくて!!!
「ちょっとアキ!さっきからアホとか顔怖いとか失礼にも程があるでしょうが!!」
黙って聞いてればこの無愛想野郎!
許せないわ!!

