お嬢様と三沢くん!



自己紹介遅れてごめんなさいね。


私は高崎レイラ。今日から慶山学院高校の2年生。


そして世界的に名をとどろかす高崎グループの令嬢。


つまりは、超がつくほどの金持ちってこと。


「お嬢様、到着いたしました。」


そしてこれが私の専属メイド、斉藤。


私が産まれるまえから高崎家につかえているメイドで、今日も車を飛ばして学校まで3分でつけるくらいの優秀なメイド。


「ありがとう。行ってくるわ。」


「行ってらっしゃいませ。」


無事間に合ったのはいいけど、周りの生徒たちからの視線が痛い。


まあそうよね、マッハで走る黒塗りの高級車で学校にくる生徒なんてそうそういないだろうし。


「おい。」


「あら、アキ。」


後ろを振り向くと、アキがいた。


三沢アキ。


小学校からの知り合いで、学校はもちろん、クラスも毎年全く一緒という、まさに腐れ縁。


「アキも寝坊?」


「は?お前と一緒にすんなよ。どうせお前がギリギリに来てクラス表どこにあるかわからないだろうから待っててやったんだよ。」


なっ!!


「し、失礼な!確かに少し寝坊しちゃったけど、それはたまたまだし、クラス表だってどこにあるくらいわかるわ!!」