「瀬野君、私にも教えて。
私も瀬野君の写メ欲しいな…」

天然乃愛に 俺また煽られてるな…

彼女をそっと抱き締める
やっと俺の腕の中に…

「乃愛…俺の名前は?」

「え?瀬野君…」

そっちじゃないでしょ?

「違う。名前 ほら言って!」

「陸…翔君?」

「君はいらない。言って?」

「り、陸翔」

「……」

想像以上に ヤバいな…

「あのね…」

「どした?」

「陸翔と…」

「!?」

ドキ…

上目遣いとか、計算なしでこれか…
この人は…どうしてくれようか?
照れながらも 真っ直ぐに俺を見る乃愛

「陸翔とずっとキス…したかった」

ズルい…もう
完全に完敗…

俺この先大丈夫か?

乃愛に優しく羽毛のような
優しいキスをする

何度も何度も角度を変えながら
キスで気持ちを確かめる

俺は薄目で乃愛のキス顔も
チラ見しながら…

乃愛 可愛い…
じっとして俺にどうされたい?
キス以上の事しちゃっていい?

俺、頭がクラクラする
変態さんになっちゃうかも?

乃愛 それでも俺の事
嫌にならないでくれる?

乃愛が好き過ぎておかしくなるんだ

ねぇ
俺に教えて

乃愛の全て