「乃愛…やっと会えた。俺待ってたよ。乃愛の事だけ考えてた」

本当に俺 おかしいほど
乃愛の事ばっか想ってる…

「瀬野君、遅くなって本当ごめんね。小西とお茶した後で 鈴音の家に行ってた。鈴音、今日休んでたの知ってる?取り乱した電話してきたから、様子と話を聞いて来たんだ」

今まで小西と一緒じゃなかったんだ。
やつが乃愛を簡単に解放したのが、気になる感じだけど…

「鈴音、昔から小西がずっと好きで、気持ち駄々漏れだったんだけど…さっき、小西の話と合わせたら…何か上手くいきそうなんだ♪」

へっ?乃愛大丈夫か?
小西はどう考えても お前だろ?
余りにも乃愛の考えについていけない…

まぁ、乃愛が笑ってるから
何でもいいか と思ってる俺も
大概だけどな…

「そっか。二人が上手くいくといいな。
それで、小西に俺と乃愛の事話した?」

これ かなり重要事項だろ?

「小西に話す前に先にね言われた。瀬野君と付き合ってんだろって。何でわかったんだろ?」

俺のメッセージちゃんと届いたみたいだな。

「仲の良い同期のカンじゃない?」

アハハ…小西の顔見て見たかったな…
乃愛、小西、綾瀬さんに報告ご苦労
忘れない内に…

「乃愛アドレスと連絡先教えて。乃愛と連絡取れないとか、色々無理。声も聞きたい。あ~写メも撮る♪」

俺 完全浮かれてる。乃愛呆れてない?

クスクス…
「…?!」

その顔ダメ~。
あ~もう、ダメ…
色々ダメだよ…

やっぱ好きになった方が
負けなんだ…