次の日、学校で一番に掛けてくるのは杏奈。
「優花〜!」
「杏奈おはよう」
さぁ、惚気タイムか〜
可愛い、なんていっちゃった颯也の事だ
期待してもいいよね〜?
「は?ご飯食べて、映画行って、プリ撮っただけ?」
「うんっ」
いやいや、うんっなんて元気よく言ってますけど
「手は?」
「繋いでないよ」
ても繋げぬか…愚か者ぉ!
「でもいいの。楽しかったから!」
…ぐぬぬ。杏奈が言うなら
許してやろう!
「あ、次移動教室だよ!」
「え?そうだっけ?」
あ!今日授業変更で国語が体育になったんだ!
「優花!はやくいこう?」
「うん!」
体育はそれぞれ1、2組と3、4組が合同になっている
わたしと杏奈は2年4組
颯也は2年3組
つまり体育の授業は一緒ってこと
「え〜今日は選択授業をやります」
「わぁー!やった!」
やったぁ!
選択授業というのは体育館の中でやる卓球とバスケ、
もしくはグラウンドでやるサッカー、ハンドボール、フリスビーの中から好きな競技を選んでやる授業
つまり、ほぼ遊びなのだ
もちろん私は卓球をやる
「大会も近いし、ラッキー!」
颯也ももちろんバスケ。
バレー部の杏奈は一緒に卓球をやる事にした
パチンっ!
「わぁっ」
「いえぇい!」
関東まで行く私と初心者の杏奈では
力の差がありすぎるみたいで
それでも杏奈相手に遠慮なんてしない私はごく普通のように攻めこんでいた
「楽しい!今度一緒卓球やりたい!」
こんなに攻めても楽しいと言ってくれるのは
きっと杏奈くらいだ
不意に、杏奈の視線が隣を向いているのに気づく
…隣。それはバスケのスペース
そこには、颯也がいる
ピーーーーっ!
「ナイッシュー!!!」
どうやら勝ってるのは颯也の方
それもそうか。颯也は小学生の頃からバスケをやっていて
私の学校のバスケ部のエースなのだから
一般の人なんかに負けるはずがない
「やっぱりかっこいいね」
…まぁ上手いって言うのもあってバスケをする颯也の姿はいつもに比べて凄く様になる
そんな事素直に言えるはずない私は
「まぁいつもよりマシなんじゃん?」
何てトゲのある言い方しかできない
あまりなれてない友達にえっ?って思われちゃうのも
多分この中途半端な性格のせい
まぁ私には杏奈がいるから、そんなのなんとも思わないけどね!
「優花〜!」
「杏奈おはよう」
さぁ、惚気タイムか〜
可愛い、なんていっちゃった颯也の事だ
期待してもいいよね〜?
「は?ご飯食べて、映画行って、プリ撮っただけ?」
「うんっ」
いやいや、うんっなんて元気よく言ってますけど
「手は?」
「繋いでないよ」
ても繋げぬか…愚か者ぉ!
「でもいいの。楽しかったから!」
…ぐぬぬ。杏奈が言うなら
許してやろう!
「あ、次移動教室だよ!」
「え?そうだっけ?」
あ!今日授業変更で国語が体育になったんだ!
「優花!はやくいこう?」
「うん!」
体育はそれぞれ1、2組と3、4組が合同になっている
わたしと杏奈は2年4組
颯也は2年3組
つまり体育の授業は一緒ってこと
「え〜今日は選択授業をやります」
「わぁー!やった!」
やったぁ!
選択授業というのは体育館の中でやる卓球とバスケ、
もしくはグラウンドでやるサッカー、ハンドボール、フリスビーの中から好きな競技を選んでやる授業
つまり、ほぼ遊びなのだ
もちろん私は卓球をやる
「大会も近いし、ラッキー!」
颯也ももちろんバスケ。
バレー部の杏奈は一緒に卓球をやる事にした
パチンっ!
「わぁっ」
「いえぇい!」
関東まで行く私と初心者の杏奈では
力の差がありすぎるみたいで
それでも杏奈相手に遠慮なんてしない私はごく普通のように攻めこんでいた
「楽しい!今度一緒卓球やりたい!」
こんなに攻めても楽しいと言ってくれるのは
きっと杏奈くらいだ
不意に、杏奈の視線が隣を向いているのに気づく
…隣。それはバスケのスペース
そこには、颯也がいる
ピーーーーっ!
「ナイッシュー!!!」
どうやら勝ってるのは颯也の方
それもそうか。颯也は小学生の頃からバスケをやっていて
私の学校のバスケ部のエースなのだから
一般の人なんかに負けるはずがない
「やっぱりかっこいいね」
…まぁ上手いって言うのもあってバスケをする颯也の姿はいつもに比べて凄く様になる
そんな事素直に言えるはずない私は
「まぁいつもよりマシなんじゃん?」
何てトゲのある言い方しかできない
あまりなれてない友達にえっ?って思われちゃうのも
多分この中途半端な性格のせい
まぁ私には杏奈がいるから、そんなのなんとも思わないけどね!
