風花「ねぇ、悠麻。私たち、今日で3年だね」
悠麻「そうだね。なんだか、あっという間だね」

ある日の夕暮れに伸びる2つの影。
春。それは、出会いの季節。
春。それは、別れの季節。

風花「そういえば今日、美優がプレゼントくれたの!3年目おめでとうって」
悠麻「そうなのか。よかったな!俺からもお礼言わないとな。」

風花は悠麻を見て微笑む。
それを見た悠麻も風花に微笑み返す。
そんな、平和な時間が流れていた。

あの時までは。