無彩色ヒーロー

泉side

弥生君にいきなり連れ去られたけど


灰野さん…心が青い色をしていた。


やっぱり、灰野さんも弥生君が
好きなのかな?


だとしたら、悪いことしちゃったなぁ


後で、謝らなきゃ!


「麗乃、」


「はっはい!」


「こんなところまで、走ってごめん。」


「ううん!全然大丈夫だよっ?」


「あそこにいると、麗乃が……」


「あ、ああー!あれね!
だだ大丈夫だよっ?」

ちょっと心が折れそうだったけど。


「それで、言いたいことがあって。
このタイミングで言うのも
おかしいと思うんだけど…。」


え、心の色がピンク色…
これって、まさか!


「俺は…………麗乃 泉が好きです!」


えぇぇーーーーー?!


「ほ、本当なの??」


「うん…。俺と付き合ってください。」


今の気持ちで返事をして
いいのだろうか…


「すぐには返事くれなくていいから。」


「うん。ありがとう。」


「うん……」