「ねぇねぇ響子」


「おほほほほ」


「いつ誘うの?」


「おほほ……っにゃ!?いひゃい!(痛い!)」



あぁ、現実から目を背けていたのに優奈さんに頬をつねられて戻ってきてしまいましたわ。



「ふにゃはん、いひゃいへふは(優奈さん、痛いですわ)」


「わざとよ、わざと〜」


「ふにーーっ!!」



力を込めてつねるもんですから、赤々と跡が残りますわね、これ。

なんて思いながらも言い訳できない事態にまで陥ってることを改めて実感致しました。

そう、もう言い訳が出来ないのです。