それは突然の事だった
いつも通り隼人と一緒に帰っていたら
歩道に車が突っ込んできたのだ
あっという間に隼人の体がういて
下に落ちた
「は、はやと?」
「…」
「ねぇ!はやとってばー」
「…」
「返事してよ」
「…」
「ねぇどうして?」
「…」
「はやとぉーーーーーー」
うぎゃああああああああああああ
私はこの世の人かわからないぐらい大きな声で叫んだ
私は身動きの取れないぐらいの狭さの部屋に閉じ込められたみたいな気持ち
なんども夢じゃないかって顔を何度もつねった
それでも夢ではなくて
隼人は人形のようになっていた
ゴツン
ぶぉえ
私の記憶はとぎれた…