俺も、もう終わりか
足が勝手に黒い闇のほうにむかってく
かすかにだらかの声がする
「…ね」
「…好き…よ」
由奈?由奈なのか?由奈は無事なのかー
そーかよかった由奈俺も好きだよ愛してる
伝えられなくてごめんな
「…覚まして」
チュッ
びびびび
頭になりかが走った黒い闇の反対に白い光が差し込む急いで行かなきゃ
まってまだきえないで
「お姫様からのキスだよ?/////」
「起きるわけないよね」
チュッ
俺は、目覚めた
起きた瞬間にキスしてしまった
俺どんだけ飢えてんだよ
まぁ由奈だけだけどな
「ん?えっ!?えーーーー?!」
「は?はやと?はやとなのー?」
なんかめっちゃ由奈がオドオドしている
かわいいなほんとに
「おう、お姫様のキスで目覚めてやったぞ。お前が俺のことが好きとはなー?」
からかってみよーっと
「きこえてたの?」
「ああ」
顔真っ赤にして可愛すぎんだろやべーこのままベッドにつれこみてぇーけど今はこっちだよな
「由奈」
「俺と付き合ってもらえませんか?」
なにそのうそでしょみたいな顔
面白い
「早く返事してよ。じゃないと俺死んじゃうよ?」
せかしてみよ早く言ってくれないと死にそーなのは、事実だしな
「はい!こんな私で良ければ付き合ってください」
由奈は、ちょっとあわてた様子でそうやって答えた
「由奈」
俺は、由奈の体を寄せ月に照らされながら長いキスをした
このまま時がとまってくれればいいのに