「えっと、それはたまたま、バイト先が一緒だっただけで、別に仲が良いわけじゃ...」

由奈は目を輝かせる

「同じバイト⁉︎」

そう由奈が叫ぶと、周りの女子たちがこちらを振り向き、耳をすませている

「東高の王子と同じバイト先なんて羨ましい〜」

由奈がそう叫ぶと周りの女の子達はたちまち私を囲んだ