「今日からバイトに入ってくれる事になった、犬神貴くんだよ。犬神くん、この子が白崎美優ちゃん。美優ちゃん後、宜しくね」

吉崎さんは忙しそうに厨房に入って行く

呆けている私に犬神くんが私に話しかけてきた

「白崎さん?ですよね。改めて、初めてまして。犬神です。色々と頼りないところも...」

「初めてまして?」

その言葉に怒りを覚えドスのきいた声で告げる

「え?」

犬神くんは驚いた様に聞き返してきた

「初めまして。じゃねーよ」

犬神くんは
『理解できない』とゆうような顔をしてその顔に余計に苛立ちを覚えた