数学教師~MyHero~

『何が怖い?言ってみ?』

『信じるのが…裏切られるのが
すべてが怖い…大好きになって
信用して…離れるのが怖い…』

先生は私を抱き締めてくれた

『俺は宇宙さんを裏切らない
1人にしないよ?守るよ。』

『うそだ…嫌だ…』

私は耳を塞ぎ声を閉ざした
先生はそんな私を離さず
ずっと抱き締めてくれていた

『…先生…離して…』

『やだ、信じてもらえるまで
俺はお前を離さないよ』

『先生…本当に先生なの?…』

『何のことだ?』

『普通…こんな事…しない』

『宇宙さんの為なら
こんなの序の口だぞ?』

私が『これから頑張って
信じていくから…離して』

と言うとゆっくり離して
手を握って耳元で

『信用して貰えるように
一生懸命頑張るよ』と囁いた。

私は今まで味方なんて居ない
と思い込んで姉も兄も
信用してなかったの
かもしれない。

狭かった私の世界が少し
ほんの少しだけ開けた気がする