数学教師~MyHero~

その状況が10分ぐらい続き
そろそろ立とうと思い顔を上げた時
目の前に男の人が立っていた

『君、さっきの子だよな?』
職員室で出会った男の先生だった

私は逃げようとしたけれど
フラついて倒れそうになった

『危ない!』

その声で我に戻る
先生が私を支えてくれていた

『ごめんなさい!』

慌てて離れ深く頭を下げて謝ると頭に手を置き
ゆっくりと後頭部を撫でる

『転けなくてよかったね
でも、こんな所でなにしてるの?』

『ちょっと疲れただけですよ』

『そうなのか?職員室から鍵
取ってくるから待てるか?』

『あっ…大丈夫です…
もう少ししたらHR始まりますから
戻ります…ご迷惑お掛けしました』

『分かった、気を付けろよ』

『はい!!』

微笑み返事をして
私はその場から立ち去った