「怒らないよ、
千夜は悪くないから...」
僕ははじめて、
女の子の泣き顔を見た。
まだ、幼いような泣き顔。
千夜が何度僕を忘れようと、
僕が千夜を覚えている。
だから...
「大好きだよ、千夜...」