「二人とも、
もう会えない...」
すみっこに縮こまる僕のまえに、
恵が座る。
「僕のせいだ。
僕が気がつかなかったから...」
そうだ。
母が重い病気にかかっていたことも、
千夜が十歳じゃないことも、
気がつけたのに...
「もう、会えなくなっちゃった」
もう会えない...」
すみっこに縮こまる僕のまえに、
恵が座る。
「僕のせいだ。
僕が気がつかなかったから...」
そうだ。
母が重い病気にかかっていたことも、
千夜が十歳じゃないことも、
気がつけたのに...
「もう、会えなくなっちゃった」



