忘れられないきみのこと

「ねぇ、
私が嘘をついてても、
本当は違う人間でも、
私のことを好きでいてくれる...?」
「も、もちろん!」
僕はそっと、
重ねられた手に、
さらに自分の手を重ねる。
「私ね、
君が誰か知らないんだ...」
「え?」
外で、雷が落ちたおとがした。