「あらあら、
どうしたの?」
どうやって母のもとに戻ったのか、
僕は全く覚えていない。
ただ、母が言うには、
僕は恋する男の子みたいに、
顔を真っ赤にして、
耳も真っ赤にして、
こう呟いたんだって。
「天使にあった・・・」