思い〜過去〜

そんなとき、さっかがそばにいてくれた。

わかと三にでよく遊んだ。あたしとわかが縁を切って、わかがあいつと仲良くしているのを見て

「あいつとあまりしゃべらないようにしようね」

あたしはさっかにわかと縁を切ったことを話していない。

けど、そんなことを言ってくれた。

さっかは、あたしと違って、優しかった。困っている人がいればたすけてくれた。

いいことではないけど、その言葉に少し気が楽になった。

それから休み時間は二人でいた。

二人でいる時間が数週間続いた。