「梨花のご飯も食べるの、、?」

怒っていたと思った華は突然泣き出した。


、、また泣かせてしまった。

「食べないよ」

「お家に毎日行くの?」

「行かない」

「先生は、、
先生だから毎日来てくれたの?」


その質問には即答出来なかった。

急に虚しくなった。


こんなに華のことが可愛くて、
誰よりも愛おしいのに。

愛してるとも言えなくて、
抱きしめることも出来ない。

10歳も年下の女の子に、嘘をついて泣かせてしまう。


「、、そうだよ」