電球を変えながらおばあさんとたくさん話をした。
おばあさんは両親がいない青山を不憫に思っている、と話していた。
「華ちゃんにはたくさん我慢させてしまって申し訳ない」
「寝る前はいつも華ちゃんに愛してる、って言うの」
おばあさんは青山のことばかり話した。
「先生、ありがとうございます。
助かったわ、良かったらお昼ご飯食べてってちょうだい」
電球を変えただけなのにおばあさんは俺に料理を出してくれた。
何度かは断ったが、まあいいからいいから、と言って聞かないのでお言葉に甘えて頂くことにした。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…