「楽しそう。なんの話してたの?」

そう聞く華に、麻美は華の頭に手をポンと置いて言った。

「華ちゃんが可愛いから私が連れて帰りたいって言ったら、渉が怒ったの」


「怒ってねーよ」

麻美の言葉に俺は照れくさくなって、少し強い口調でそう言った。


華は嬉しそうに、麻美ちゃんだったらついていく!と笑顔で麻美に言っていた。



俺たちは3人とも華の可愛すぎる笑顔に心を奪われて、思う存分に華を甘やかした。