許婚のいいなり

アハハと頭をかいて、ちゃっかりこうきの様子を見る。

「美味しそう。やるじゃん」
グッと親指を立てたからウチもお返しのグッド。
ちょうど、チン!とオーブンならではの音を聞いて扉を開ける。
香ばしいチーズとミートソースの食欲が増す匂いが鼻腔をくすぐる。
ウチはこうきのものであろう茶碗にモリモリと白米をつぐ。
こうきはその茶碗をじっと見つめる。