変態転入生と私

すると彼は 、私のすぐ目の前に立ち 、こう囁いた 。

「 お返しと 、仲良くなるためのキスをするね 」

ほう 、お返しはキスか 、それと仲良くなるための ..は?!キス?!生憎だが私は生まれてこの方キスというものをしたことがないため 、絶賛ファーストを維持中なのだ 。それが得体のしれない転入生如きに奪われるなんて 、絶対に避けたいことである 、がもう時すでに遅し 、私が抵抗しようとする前に 、
私の唇に彼の唇がそっと重ね合わされていた 。

ドンッ

私は思わず彼を突き飛ばしていた 。
彼は驚いたようにこちらを見やる 。

「 いや 、その 、ごめんなさいっ 」

下駄箱から靴を取り出して速球に履き替えそのまま逃げるように私はその場から走り去った 。


___