⚾ 野球部の、彼女 ⚾ 【完】

お母さんは、遠い目をして
表彰式でグラウンドに並んでいる
塁を見つめていた。



「はっきり言って
 あの子も、わたしも
 あきらめてたの。
 だけど、絶対直すって言われたら
 もう、やるしかないでしょ?」


お母さんは、優しく笑った。
目元が・・・塁に似ていた。